2026年08月04日更新しました
¥38,000-(税別・送別)
アームパイプ左右にガタ付きが上下運動用のベアリングのみの交換で治る場合の修理代金
¥20,000-(税別・送別)
ご注文・お問い合わせはこちらからお願いいたします。
オーバーホール作業内容は下記のようになります。
① 上下運動用ベアリング交換
② 左右運動用ベアリング交換
③ インナーケーブル交換
④ メインウエイト分解・洗浄・クリアランス調整・グリース塗布
⑤ ダイナミック・ダンピング機構修正及び調整
⑥ 各部調整
⑦ トーンアーム全体洗浄・ガラスメッキコーティングで表面保護
以上になります。
以下は作業中の写真と説明です。
支点の所を分解した画です、黒色の物が取り出したベアリングで特殊弾性体が経年で溶解しベアリングに浸透してただの固形物になっています。
本来の構造は金属支柱にベアリングに特殊弾性体を被せて挿入しショックアブソーバーにしています。
特殊弾性体が加水分解(フリード現象)してベアリングを抑える物が無くなり垂直と左右のガタ付きとなっています。
黒い物が取り出したベアリングです、片方は何とかベアリングに見えますが樹脂が染み込んでいますので回転はしません。光っている方が交換する新品のベアリングです。
新品のベアリングに特殊弾性体(ショックアブソーバー)を被せて金属支柱にハメ込みます。
2枚目の写真上部に移っているチューニング用ネジが一本破損していますが経年の腐れで分解時に破損する時も有ります、その時は新品に交換いたします。
何れのトーンアームも相当な年月が経っています、上記のベアリングだけでなく劣化が進んでいる物が最近多くなっています。
写真はダイナミック・ダンピング機構でアームパイプをセンターに保つための金具ですが劣化で一部破損しています。
残っている金具でセンターに保持されているので前側からアームパイプの根元にゴムを追加して補強をしています。
全て同じ年数が経っていますので左右運動用ベアリングやインナーケーブルなども新品交換になります。
ベアリングはメーカーから購入したままでは緻密な動作をするトーンアームには使えません。
一旦洗浄して適切な粘度のベアリング専用オイルを注油して交換します、粘度は微妙で薄ければ軽く動き良いのですが耐用年数が短いです、逆に濃すぎると緻密な動作にブレーキを掛けてしまいます。
ビンテージのモノ専用アーム・重針圧用アーム・軽針圧用アーム全てオイル粘度が違います。
ベアリングオイルでトーンアームの感度が決まるといっても過言ではありません。
全て分解しているので垂直水平が狂っています。
最後に作業机の上に垂直水平に調整設置したステンレス厚板の上でトーンアームのアームパイプやフロントコネクターの垂直水平を調整します。

