新着情報

2023/4/30

LINN AXIS 修理記録更新しました。

2023/4/16

FR-64S FR-66S修理・オーバーホールいたします更新しました。

2023/3/17

Telefunken(テレフンケン) vintage microphone interconnect cable vintage 1960 WEST-GERMANY更新しました

2022/5/15

TECHNICS SL-1200MK6+SME3009S2/imp約15%値下げいたしました。

2022/3/5

TECHNICS SL-1200MK6+SME3009S2/imp 録音音楽マニア向けを追加しました。

2022/2/24

GARRARD初期型301用ラバーマットを追加しました。

2022/2/24

GARRARD 301用ラバーマットを追加しました。

2022/2/23

GARRARD-401用ラバーマットを追加しました。

2021/11/1

トーレンス純正スタンダードベルトを追加しました。

2021/11/2

トーレンスTD-124純正ベルトを追加しました。

2021/07/05

特定商取引法に基づく表記を追加しました。

2021/01/02

Ortofon RMG-212 初めて見る内部構造なのでご紹介いたしますを公開いたしました。

2021/01/02

MICRO DD-100 高速回転・逆回転・コントロール不能な名器をレストア修理しましたを公開いたしました。

2020/12/31

ortofon(オルトフォン)RMG-212 RMG-309 トーンアーム完全レストア修理を更新しました。

2020/12/31

ORTFON シルバータイプ RMG-212 RMG-309 RMA-309 頑固オリジナル拘りレストア修理いたしますを更新しました。

2020/12/30

KENWOOD KP-1100 丸裸・セパレート電源 拘りのLPプレーヤーアップグレード(2) を公開しました。

2020/09/22

Acustik-Lab Stella ElegansのPPCを修理しました。

2020/5/19

ortofon(オルトフォン)RMG-212 RMG-309 トーンアーム完全レストア修理を更新しました。

2020/5/29

Telefunken(テレフンケン) vintage microphone interconnect cable vintage 1960 WEST-GERMANYを公開しました。

2019/11/22

Kenwood KP-1100丸裸にして新発見を公開しました。

2017/02/04

Mcintosh MA6200メンテナンス済公開しました。

2018/02/02

サイドバーadagio audioとは?を更新しました。

2018/01/03

ORTOFON RMG212 RMG309 RMA309拘りレストア公開しました。

2018/01/01

ORTOFON RMG212 RMG309 完全レストア修理更新しました。

2017/12/03

ORTOFON RMG212 RMG309 完全レストア修理更新しました。

2017/06/01

Harmonix Master Sound "DUKE JORDAN TRIO"を公開しました。

2017/01/14

SP-LE8T(H)エッジ張替・エンクロージャ補修済公開しました。

2016/12/01

DENON DA-3** 型番アームの垂直ガタ付き修理公開しました。

2016/10/30

Ortofon RMG RMA用バランス・アンバランス兼用フォノケーブル公開しました。

2016/10/28

Telefunken 1968年ビンテージケーブル公開しました。

2016/10/21

Ortofon  RMG212・RMG309・RMA309アーム専用L型コネクターを公開しました。

2016/10/19

Ortofon RMG212・RMG309・RMA309専用出力ケーブル公開しました。

2016/10/10

DYNAUDIO  CONFIDENCE C1 専用スタンドSTAND2付属を公開しました。

2016/09/30

完全レストア済RMG-212を公開しました。

2016/09/24

JBL 075馬蹄形フランジ付きを公開しました。

2016/09/16

Ortofon SPU-GEチップ交換済みを公開しました。

2016/09/15

Ortofon SPU-GTE チップ交換済を公開しました。

2016/03/09

MCカートリッジバランス伝送の勧め公開しました。

 

2015/06/18

ファインメットビーズ遊び方を公開しました。

 

2015/01/15

MERIDIAN-588のCDメカドライブを交換公開しました。

 

2014/12/30

ALTEC  414-8E ジャンク品新価格に更新しました。

 

2014/12/30

ALTEC  601C + N3000G 新価格に更新しました。

 

2014/12/30

JBL 075 16Ω ツイーター 馬蹄形新価格に更新しました。

 

2014/12/30

JBL ネットワーク N2500 オーバーホール済新価格に更新しました。

 

2014/12/30

JBL D-130/16Ω SN:41203新価格に更新しました。

 

2014/12/30

JBL D-130 16Ω (sn:17105) 新価格に更新しました。

 

2014/12/31

JBL D-130 16Ω SN:53019新価格に更新しました。

2014/04/13

Philips LHH-700FT 名器フィリップスCDプレーヤー ファインチューニング公開しました。

 

2014/04/13

JBL D-130 16Ω (sn:17105) モノーラル公開しました。

 

2014/04/12

JBL D-130 16Ω SN:53019 モノーラル公開しました。

 

2014/04/12

JBL D-130/16Ω SN:41203 モノーラル公開しました。

 

2014/04/11

JBL ネットワーク N2500 オーバーホール済 公開しました。

 

2014/04/10

JBL 075 16Ω ツイーター 馬蹄形金具 公開しました。

 

2014/04/05

AUDIOTEKNE  MCT-48・25公開しました。

 

2014/04/03

ALTEC  601C + N3000G 公開しました。

 

2014/04/03

ALTEC  427-8A  Pair 公開しました。

 

2014/04/02

ALTEC  414-8E ジャンク品扱い公開しました。

 

2014/01/30

Ortfon RMG-309ゼロバランスシーソー時間実験画像をYouTubeにアップしました。

 

2013/12/17

UESUGI U-BROS JUNIOR-2公開しました。

 

2013/09/29

SANSUI  B-2150 MOS Vintage公開しました。

 

2013/09/29

SANSUI  C-2105Vintage公開しました。

 

2013/08/17

YL音響  SH-180 公開しました。

2013/08/15

FR  FRT-5 公開しました。

2013/08/14

RMG-212続編で金額表示しました。

2013/08/14

SAEC MST-100公開しました。

2013/03/02

RMG212出来事メモに公開しました。

2013/01/01

作業場を移転し、住所変更しました。

2012/08/29

Victor   XL-Z999EX公開しました。

2012/08/27

Marantz #7 Replica 公開しました。

2012/06/29

PML-Syuni スピーカーケーブル内容変更しました。

2012/06/21

Thorens  TD-126/Ⅲ新価格に訂正しました。

2012/06/04

ALPNE/LUX     LE-109 公開しました。

2012/06/03

KENWOOD  L-01Tチューナー公開しました。

2012/06/02

LAXMAN  CL-32真空管プリアンプ公開しました。

2012/05/27

PML-Syuni スピーカーケーブル 取扱い販売始めました。

2012/05/04

東芝 RD-X10公開しました。

2012/04/30

MICRO  CD-M2(Upgrade Version)公開しました。

2012/04/30

SHURE    SM-58/LC & S  公開しました。

2012/03/26

ak.hommaさんのトーンアーム修理しました。

2012/01/17

MULT12/4-20公開しました。

2012/01/15

Micntosh C22パネルランプ公開しました。

2012/01/01

ET-100 公開しました。 A-100a  公開しました。

2011/12/30

DN-308F用トーンアーム修理記録を公開しました。

2011/12/21

ホームページをリニューアルしました。

店舗情報

インターネットネット通信販売のみとなっております。
修理品は厳重に梱包してお送りください。
お問い合わせは、
TEL 022-346-9448
又は、お問い合わせフォームをご利用ください。
古物商許可 宮城県公安委員会  第221000000928号
家電製品エンジニア(AV情報家電) 第E826014409T号

長年の懸案だった分解方法と構造が解明できました。

重針圧用なのにオーバーホール後のテスト試聴ではAT-OC9ML/Ⅱを

針圧1.5gで難なく再生でき音場定位も素晴らしく良く新しい発見でした。

 

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FR-64 & 66 シリーズ完全オーバーホール修理

   ¥45,000-(税・送別)

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レコード音楽ファンには絶対的なトーンアームメーカーにFidelity-ResearchとSAECが今でも君臨しています。

中でもFidelity-ResearchのFR-64SとFR-66Sが半世紀近く経っても人気が衰えず、販売当初の金額の数倍もしています。

 

私は新品購入し使用した経験が有りませんが販売店勤務時代に中古のFR-64SやFR-66Sが取り付いたプレーヤーを何度も聴いています。

その時の印象は楽器の輪郭はハッキリするが演奏者全員がスピーカーの中央から集団で飛び出して来る不思議な音場再現に不満が有りました。

 

販売店勤務時代の20年ぐらい前にお客様よりFR-64Sのインサイドフォースキャンセラー(IFC)のアームが折れていて、更に針圧ダイアルが重く回し難いとの事で修理依頼が有りました。

アームの修理にとても興味が有ったのでイケダラボラトリの池田さんに分解方法や部品入手方法などをご教授いただこうと電話を入れました。

最初に奥様が出られて池田さんに代わられ要件を話したら折れたIFCアームは入手不能ですそれは無くても良いですと簡単に言われました。

理論上は無いとダメですが実用上は無くても大丈夫との事、針圧ダイアルが重くて廻らないのは「トーンアームの寿命」です、オーバーホールしますから送ってくださいと言われました。

私が勉強のために修理したいのでダイアルの蓋の外し方を教えてくださいと言うと、ア~それは外れないようにハメ込んであるので外れませんよと・・・・・・

 

修理する時は壊して外し新品の蓋と交換するとの事、それでは私には不可能と判断しその後は別の話をし電話を切りました。

オーバーホール金額は確か5万円台ぐらいだったと思います、結果的にお客様の同意が無く未修理で返却し私の勉強材料にはなりませんでした。

 

ビンテージ系修理業を始めて15年Ortofon RMG-212と RMG-309 は250本以上、SME  SAEC  MICRO  DENON などを合計せれば数えきれないほどオーバーホール修理しました。

なぜかFR-64/66シリーズは5本ぐらいだけです、分解できないと頭に書き込んで有ったので少なかったのか不思議です。

 

今回壊しても良いからオーバーホールしてくれと依頼が有り針圧ダイアル蓋を壊すこともなく外すことができ、内部構造も分解順番も熟知しデータにも残しました。

こんなに面倒な構造のアームを考え製造したなと感心します。

 

トーンアームの動作に一番影響あるバーチカル及びトラッキング用のベアリングも世界一精密なNSKのベアリングに交換しこだわりの専用オイルを注油できました。

トーンアームの性能はベアリングとオイルで決まると言っても過言では有りません、それぐらい重要です。

 

ここまで書けばお分かりと思いますが20年前に池田さんに寿命ですと言われたことが理解できる筈です。

ダイヤルにはグリースを更にベアリングにはグリースよりも耐用年数の短いオイルが注してあります、グリースが酸化して固くなったと云う事はオイルは既に酸化枯渇しているとの事。

他の修理箇所はフロントコネクターピンを抜き出しクリーニング・絹巻インナーケーブルの経年硬化でOFCケーブルに交換・両端のコネクターの古いハンダも吸い取り新しいハンダで接続・トーンアーム全体表面を磨きクリーニングも出来ました。

 

完了後にデジタル針圧系を使用して点検していたら0.05g単位で針圧調整が出来たのには驚きでした、今までは何となくゼロバランスが取れていたのがメインウエイトにチョット触れ動かしただけで針圧計で読み取れます。

 

いよいよ試聴に入ります、私の仕事場用のプレーヤーはGARRARD-401とアームベースは別固体になっていてどんなトーンアームでも無条件で繊細なチューニングが出来て使えます。

 

レコード愛好家にはすでにお分かりと思いますが垂直・水平が完璧であるとスクラッチノイズは皆無で素晴らしいS/Nで楽器が全て分離しスピーカーの中心から演奏者が纏まって押し出てくることは有りません、全員キチンと整列し後ろに居る楽器は後ろに定位します。

 

今まで思っていた不思議な楽器定位や団子状の押し出し感は全くなく極自然な音場感で楽しい音楽表現です。