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Mcintosh MA-6200
¥138,000-(販売済)
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アナログレコードで濃厚なマッキンサウンドを堪能していただきたいです。
勿論爽やか系のCDで音を入れてもマッキンサウンドが楽しめ音楽の美味しい所をドーンと奏でてくれます。
真空管アンプは20分ぐらいで俊敏になるがトランジスタやデジタルアンプは寝起きが悪く早めに電源を入れてウォーミングアップした方が聴きたい音楽が楽しめる。
オーディオ機器の老化
私のデジタル系は電源を切って休ませた事は無く即元気良く音楽を奏でてくれる。
ビンテージ機器の音楽表現は嫌いではないがヨレヨレご老体の枯れたサウンドは自分も枯れたような気分になるので嫌だ、やはり音楽は頭でなく耳で聴きたいです。
電気機器の経年劣化や故障に大敵なのは高体温で劣化した所が悲鳴を上げ始める、それを逆手にとって老化した所を治療してやれば良い。
本MA-6200も100時間ぐらい電源を切らずメモリープレーヤーで音楽を再生し音を出していたら色んな所の接触不良が出て来ました。
input-selectorが一番酷く切り替え時にノイズが出たり左右の音量バランスが違ったりする様になってしまいました。
スプレーをシュッとするのが好きではないので綿棒にオーディオオイルを染み込ませ見える所だけ何度もクリーニングしたが収まらずセレクターを分解してブレードを取り出しクリーニングする事になりました。
更に通電状態を続けていると今度は片chの音がフワーと低くなったり戻ったり、本体にショックを与えると症状が変化するので何処かの接触不良と判断した。
フロントパネルや各基板を接続している配線コネクターの接触不良が一ヶ所見つかり歯間ブラシと綿棒でクリーニングした、一ヶ所ダメという事は全て同じ年齢なので全てのコネクターをクリーニングしました。
パワーガード基板のハーモニカ端子は経年で緩くなり基板に触るとフラフラと揺れ気持ちが悪く接触不良の原因なのでメス側を取り外し全接点を締め付けました。
今度はギュッと力強く差し込まれ安心感が有ります、回路図を眺めているとパワーガード基盤が音質に影響を与える割合が大きいと判断して重要な所のコンデンサー容量抜けを心配し交換しています。
更に通電音出しを続けて230時間超でも何ら異常状態は出てきませんので接点部やデカップリングコンデンサーの不良は無いと判断しています。
フロントパネルの気泡
古いMcintoshで一番心配なのが特徴的なフロントパネルの内部塗装の浮き(気泡)です、私の技術ではメンテナンス出来なく傷口を大きくするのも嫌なのでそのままです。
パネル下部のプッシュスイッチの下側とパワーガード表示の上側に気泡が有ります、見た目も大事ですが音楽表現が最も大事なので視線を避けて音楽を楽しんで下さい。
日本語のユーザーマニアルは付属します、専用梱包材は有りませんのでフロントパネルを保護して厳重に梱包してお送りいたします。