私は柴崎功氏の大ファンです、彼が10数年位前からデジタル系のノイズフィルターを雑誌などで発表する度に追試していました。
パルストランスやフェライトコアなど色々な方法で挑戦する姿勢は自分も勇気づけられオーディオ音楽の楽しみも倍加されます。
柴崎さんは昨年日立金属製ファインメットを使用したノイズキャンセラーを発表されましたがファインメットの入手方法が不明なために追試は出来ていませんでした。
私の信頼するテスター達(外部耳)と山形市のバンガローを貸し切って管理者に内緒で色んな機材を持ち込みオーディオ実験試聴会を5月に例年通りやりました、今年は音楽に造詣が深い新メンバーも加わり5人で15:00位から24:00位まで「アーダ・コーダ」と頭が痛くなる位試聴しました。
4月にファインメットを購入出来たがナゼか仕事が忙しく柴崎さんの追試が出来ず山形に出掛ける前日に「RCAプラグFM」「XLRプラグFM」「スイッチング電源DCプラグFM」「AC電源プラグFM」のフィルターを作り試聴もせずに持ち込みました。
最初はG氏発案のスピーカー以外の再生機器フローティングシステムです、スピーカーにベッタリとへばり付いていた音が空中に浮遊しだしまるで小さなホールでPf Vn Vcのトリオを聴いている様で全員驚きです。(木製バンガローも相乗効果が)
次にCSE RX-100Sで電源周波数遊びです、当地50Hzから未知の120Hzまで、一度120Hzを聴いたら50Hzには 戻~れ~な~い~
5人共初物のファインメットを何の説明もしないでCD出力ケーブルに取り付けました 「ん~ なんだっ この音」 暫く無言で音楽鑑賞・・・・・
一旦取り外してみる 「ウヮ~ ヤッベ~」 ドロドロだ~
又もや取り付けS/Nの良いのに関心~~感心、次にデジタルアンプのスイッチング電源DCプラグに取り付けた、更にS/Nが良くなりベードラとベースの音が完全に分離しベースラインが聴き取れる。
RX-100S出力コンセントにACプラグ用を取り付けた結果装置全体の電源がクリーンになり「空気の美味しい山頂でオニギリを食べている」如く美味しい音楽を聴くことが出来た~
まんぞく 満足 マンゾク
”結論” なんなんだ~ このビーズはッ 情報量は減っていないし当然増えてもいない、S/Nが良くなって特に低域の解像度は格段に良くなった。
後日私自身の実験結果 : ビーズの入れる方法ややってはイケない事などが判明しだしています。
どんな物でも「全てOK」は有り得ないと改めて納得・・・・・
スイッチング電源やデジタル機器の電源には一個よりも二個の方がS/Nが断然良くなる傾向が分かってきました。
不思議な事にCSE RX-100Sのような装置の後にアナログ電源機器に二個取り付けるとS/Nは良いのですが何かグルーブ感に欠けるような気がします、たまたまですが三人共別々の装置で別場所で感じたのが不思議です。
作り方も数を重ねると不思議な事が出て来ます、逆効果な場合や上記のように何か違和感が出る場合などが出て、それを改善する方法も若干ですが判明して来ました。
難しく考えないで取り敢えず接続してみると、信号には直列に「何も足さない・何も引かない」のにS/Nが良くなり特に低域の分解能が良くなるのには驚きですので皆さんも是非取り入れてみて下さい。