*************************************************
AUDIOTEKNE MCT-4825
(販売済)
\79,800- 税込・送別
************************************************
オーディオに係わって長い時間が過ぎているのですが、オーディオテクネの商品(部品?)を入手したのは初めてです、ケーシングされていないトランスのみの入手でした。
オーディオテクネのホームページを参照してもこの型番は出てこないので旧型商品かなと思います。
問い合わせた情報ではスーパーパーマロイ仕様で海外製のAUDIOTEKNE純性トランスとのことです。
早速簡易配線をしてレコードを何枚も聴いてみましたが、まだ使用した形跡がなかったので約50時間ぐらいのバーンインを施し再度音楽再生してみました。
メーカーでも評価しているように「原音再生」とはこの様な事かと感じました、余計な付帯音は微塵も有りません。
入力のインピーダンスは3Ωと40Ωが有りますので今回はカートリッジにaudio-technicaのAT-ART2000を使いましたので40Ω端子での評価です。
悪意の有る評価文ですと何の変哲もない音です、素直な評価文では色付けの無い入力再生音に忠実なステップアップトランとなりそれが「原音再生」となるのでしょう。
AT-ART2000そのままの音です、レンジも広くスピードも速いので音数の多いバイオリニストの演奏でもうるさくは感じなく安心して音楽に没頭できます。
今回入手したのはトランスのみでしたのでケーシングしないと使えませんので音にキャラクターを与えない非磁性体アルミ鋳造ケースと内部配線はアニール済のOFC単線二重絹巻線を使用しました。
絹巻単線と云うとビンテージ配線を想像するでしょうが相性は合いませんので日本製の色付けの無い最新の配線材です。
*
ハンダにも拘り数年前に購入して有ったAUDIOTEKNEの通常使用品で仕上げました。
配線方法も入力・出力・左右の配線は交差せず音楽の混濁感も有りません。
更にマイナス信号をコアーアースとケースシールドから浮かすか接続するかの選択が出来るようにしましたので聴感上で判断できます。
写真上側がトランス部でライトニングシルバーの半艶消しです。
下側がシャシーケースでブラックハンマートーンの艶有りです。
W=145 H=145 D=135
出力ケーブルは付属しておりませんのでご自分でお好きなピンケーブルをご使用ください。