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上杉研究所(UESUGI) U-BROS JUNIOR-2
¥94,500- (販売済)
税込・送別
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オプション WE-412A整流管仕様
金額は要相談 (WE-412A別途)
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アンプとは増幅するだけの物ではないと上杉さんが言わんとしたアンプそれが「U-BROS JUNIOR-2」だ。
考えて実験して試聴してそれを実現に向け分担した上杉兄弟(U-BROS)は残念ながらお二人とも没してしまいました。
私は上杉アンプを使っている訳では有りませんが、上杉さんの色んな書籍や雑誌の記事を読ませていただくと何気ない文章の中にも物凄いノウハウが隠されているのが読み取れ憧れと共に興味を抱いていました。
私の友人(私の耳・実験意見人)A君が今回のアンプJUNIOR-2を使っていて、上杉アンプではダメと言われている真空管の交換で音質や躍動感を調整していました。
もう一人の同じ匂いのする友人G君と私は抵抗切り替え式ATTをパッシブで使って二人とも音楽性やS/Nなどで大満足していたのでA君のJUNIOR-2と興味本位で鳴き比べを半強制的にA君の装置で実験しました。
カソードフォロアー(gain-ゼロdB)にAlpsのデテントボリュームのJUNIOR-2と私の木製箱(完全非磁性体)入り抵抗切り替え式ATTで鳴き比べ実験の結果、どちらも勝ちで両方組み合わせたらこれに勝る物無しの感触でした。
A君の動物的感で「持って行ってこれ(ATT)入れて」「穴開けていいから~」なんと罰当たりなAだ~ と一瞬思ったが自分でもやってみたい気持ちがムクムク モリモリ・・・・・・・ ア~だコ~だで一週間預かる事で決着。
翌日から私の仕事場はバラ色の時間が過ぎました事をご報告いたします。
何枚もの写真を色んな角度から撮りパーツ間隔や配線の間の取り方の寸法を測り、更には各パーツの種類とメーカーを押さえました。
このままデテントボリュームとATTを入替えできれば良かったのですが幸か不幸か(後に幸になる)穴を開け直さないとパーツ間隔がないために不可能でした。
ジャー何と言ってA君を納得させるか・・・・JUNIO-2のレプリカを作るしかないと決心して一旦はJUNIOR-2をA君に返却。
バランス入力は要らないと云う事なので回路から考えて電源トランスを探し、更に抵抗とコンデンサーも同じ物を探し当てました。
組み立てている最中に悪い虫が起きてしまいました。
ダイオード整流を真空管にしたらどのようになるのか、パイ型フィルターに0.1μぐらいのコンデンサーをパラったらどうなるのか、カップリングコンデンサーを上杉さんお勧めのpanasonicから別の物にしたらどんな音楽が出てくるのか・・・・・・・・
整流管を使うなら購入したトランスは使えないので再度真空管プリアンプ用の電源トランスを購入して、いよいよ実験用アンプの作製に入りますが、これ以降の記事は出来事メモの「JUNIOR-2の実験遊び」に移動します。
そんな事でA君はJUNIOR-2を手放すので誰かに譲って欲しいとの希望で私のホームページに登場です。
最終的にノウハウを吸収しようと再度確認しているとカップリングコンデンサーにオヤッと思われる所が見えたので一個一個外して巻き始めを確認してポイントしました。
上杉さんを批判する訳では有りませんが左右で方向性が違っていました、組み立てる時にプリントを同じ方向に揃えて左右対称に組み上げているので巻き始めが揃わなかったものと思われます。
今までの経験やグルーブ感重視の製作記事でも言われているように向きを全部信号の流れに沿って揃えました。
更に真空管の足とヒューズ本体と端子を磨き込みオーディオ用オイルで更に磨いて仕上げ、使用年数は経っていますが一番劣化する所を初期状態以上に仕上がった事を自慢します。
既存のダイオード整流からWE-412A整流にオプションで変更可能です、切り替えスイッチでどちらの整流方式もお楽しみいただけるようにいたします。