ALPNE/LUX LE-109
\31,000- (販売済)
税込・送料別
***************************************
1986年ALPINE / LUXMANから先進のDAC内蔵プリメインアンプLV-109専用のフォノイコライザーとして発売されました。
CDトランスポート・他のデジタル機器からダイレクトにデジタル信号を入力して一元管理しようと進んだ考えで、レコード再生もアンプ内蔵の簡易方式ではなくプレーヤーとフォノイコライザーをコンポーネントと考えた方式です。
その為にLE-109は凝りに凝っています、左右チャンネル間の相互干渉を防ぐために電源トランスも二個投入され左右を完全に独立分離させたツイン・モノ・サーキットという構成になっていました 。
フォノ入力は2系統用意されそれぞれ独立したフォノアンプを搭載しています。
PHONO1入力はMC専用で入力切換機能を省きMCカートリッジの超微信号をダイレクトにアンプへ導きシンプルイズベストを貫いています、入力インピーダンスは100Ωでローノイズ・ハイGmの接合型FETを採用して高SN比を保持し更にバランスドPP回路構成で低歪フォノイコライザーアンプを完成させています。
PHONO2入力は47kΩ(MM) 、 3Ω、40Ω、100Ω(MC)となり、その他にゲイン調整・アッテネーターなどを調整すれば殆どのカートリッジに対応できると思います。
ここまでは極普通のLE-109ですが前オーナーは中途半端なレコード再生は眼中になく徹底して振動や外来ノイズを排除しています。
ご覧の様に天板内部に鉛板と真鍮版を二枚重ねに貼り、更には底板足は超重量級足を取付けています。
電源トランスの取付ネジにも制振材を取付け徹底しています、さすがにそこまでやると音もガチガチになってしまうので私の助言で足とボディーの間に制振ジェルをサンドイッチして足の重量とジェルで一旦外部振動を逃げています。(フワフワでは有りません)
その結果天板はこの様にビスだらけです、更に擦りキズなども多数有りますが出てくる音は歪の無いとても綺麗な確りした音楽です。
電源ケーブルも直出しでしたが3Pインレットに交換してケーブルの違いでチューニング出来るので更に追い込めます。
こんな角掛けも有ります。